仕事で空回りしてしまうのは何故?気になる空回りする人の特徴と改善方法を解説!
自分ではいいと思ったことをしているのに、思った結果が出ない。
頑張っているのに何故か仕事でミスが立て続けに起こる。
いくら自分が頑張っていても周りが付いてきてくれずに空回り・・・。
とお悩みではないですか?
仕事をする上ではがんばることも時には必要です。
でもがんばっているだけで結果が伴わない状況が続けば、自分自身がしんどくなっていきます。
しかも周りからも評価を得られない、それどころか引かれてしまう、なんてことも起こり得ます。
つまり、これ、空回りしている状態。
仕事をする上で、一番まずいのは空回りしているのに”本人がその状況に気付いてないこと”です。
では、どうして「がんばって仕事をしているのに空回りしてしまう」という状況が起こるのか。
今回は、仕事で空回りする人の特徴とその対策について解説していきたいと思います。
空回りする人の特徴5つ
空回りする人には5つの特徴があります。
あなたも当てはまるものがないかぜひ確認しながらご覧ください。
【ポイント①】頑張るポイントが間違っている
- 丁寧に、間違いもなく正確にやったのに、上司に遅い!と怒られる。
- お客様の為に必死に走り回ったのに、何故か喜んでもらえず、受注もできなかった。
- 部下達の残業を考えて、できるだけ自分の仕事は自分でやり切るようにしていたらなぜかチームの雰囲気が悪くなった。
上記の事に当てはまることはないですか?
これはそもそも「頑張るポイントがズレていて、空回りしている可能性」があります。
丁寧にやる、正確に仕上げる、責任を持って自分だけでやりきる。
お客様の要望に1つでも多く応えようとする。
どれも大切なことではありますが、いつもそれが一番大切、とは限りません。
時と場合を判断する必要があります。
がんばるポイントがズレていると、いくら頑張っていても本当に手に入れたい結果は手に入らなくなってしまいます。
【ポイント②】効率より質を重視している
実は質の高さと効率の良さは共存します。
でも空回りしがちな人の傾向として、知らず知らずのうちに効率の悪いやり方を選択している、ということがあります。
なぜならば「質の高い仕事は手間をかけなければできない」と思っているから。
仕事は効率が落ちると、例えば残業が増える等になり、自分に負担がかかり、結果として質も落ちるのです。
いい仕事しよう、質の高い仕事をしよう、と質だけに気を取られて頑張る人ほど、
効率が下がり、結果質も下がる仕事の仕方になって、結果空回り状態に陥ってしまいがちです。
【ポイント③】周りが見えていない
優先順位を誤って作業を進めてしまうと、がんばっているのに作業全体が遅れる、周りの負担を増やしてしまう。
なんてことが起こります。
これも仕事をする上で起こりやすい空回りのパターンの1つです。
これって、周りが見えておらず優先順位を誤ってしまうことが原因で起こります。
緊急度が高い、重要度の高い仕事程、周りをよく見て、作業の優先順位を決めることが大切ですね。
【ポイント④】計画性がない
がんばりを結果につなげる為には計画性が必要です。
ただ目の前のことを必死にがんばればいいのは、新人時代だけ。
でも、空回りしている人の多くは、とにかく目の前のことに追われている状況に陥っています。
今、このがんばりがどこにつながっているのかを考える時間もなかったりします。
それは計画を持っていない、ゴールやそこまでのプロセスが明確でないことで起こります。
【ポイント⑤】こだわりが強い
自分の作業のやり方や進め方に対する「強いこだわり」も実は空回りの要因。
こだわりを持って仕事をすることは大事です。
でも、そのこだわりが、今の状況や環境、相手に合っていない場合もあります。
仕事というのはチームで進めるもの。そして相手ありき。
だからこそ、自分のこだわりだけで仕事を進めることは、とても危険です。
ただの自己満足になってしまい、周りは満足しない、納得しない、協力してくれない、結果も出ない、つまり空回りという結果を生み出してしまいます。
いかがですか?
ここまでで「これ私だ!」と思った方はぜひこのまま読み進めて下さい。
ではこの空回りしてしまう状況をどのように改善していけばいいのか?については、次にお話していきたいと思います。
空回っている人必見!空回りを改善する3つの方法
今、仕事で思うように作業が進まない。
結果が出ない。
自分一人ががんばっていて周りがついてきてくれない・・・。
とお悩みの方も大丈夫です!
しっかりと改善策を把握することで、空回りをせずに仕事が思ったように進められる状況を手に入れることができます!
順に説明していくのでご覧ください。
【方法①】空回りしている状況に気づく。
空回りしているときほど、自分が冷静になっていない状況が多々あります。
まずは、深呼吸して、冷静さを取り戻しましょう。
深呼吸するだけでも気持ちが落ち着くので、是非実践してみて下さい。
「気づくこと」が大切です。
自分が空回りしている、ということに気づけたら半分は解決したようなもの。
特にどのような状況で空回りしがちなのかまで、できるだけ正確に把握しましょう。
又、空回りせずにうまくいったパターン、状況も思い出してみて下さい。(必ずあるはずです)
うまくいったパターンが見つかれば次からの対策も立てやすくなります。
【方法②】周りの状況を見る
ちょっと落ち着いて俯瞰的に周りの状況を見てみましょう。
今自分が置かれている状況はどのようなものなのか。
周りの人はどんな仕事をしているのか・どんな様子か。
少しの時間を使ってでも良いので毎日状況を観察する癖をつけていきましょう。
そうすることで視野が広がります。
視野が広がれば自分の作業の進め方合っているかな?
別のやり方の方がいいかも・・・
という気付きに繋がります。
【方法③】周りに相談/協力を依頼してみる。
空回りというのは本当は一人では解決できないのに、1人でがんばってしまっている時に起こりがちです。
がんばっているのに、うまくいかない。
空回りしている自分に気づいたら、会社の同僚や上司に相談してみましょう。
相談することで、違った視点でのアドバイスをしてもらえ、そこから解決策を見出すことができるでしょう。
また、あなたの状況を分かってもらうことで、仕事に協力してもらえる可能性もあります。
仕事はチームワークが大事です。
相手の状況を見ながらにはなりますが、自分の悩みを相談し、協力をしてもらいましょう。
ここまで仕事で空回りしてしまう時におすすめの対処法をお伝えしましたがいかがですか?
仕事は一人ではなく、チームでするもの。
だからこそ、多様な視点、広い視点を持った上での状況判断が大事になってきます。
いつも仕事で空回りしてうまくいかないな・・・という方は、是非今日からでも取り入れてみて下さい。
要注意!リーダーが仕事で空回り、は全体の仕事に悪影響を及ぼす
特に気をつけたいのが、リーダー自身が仕事で空回りしてしまっている状況です。
リーダーが空回りしていると、部下が不安に思ったり、指示通りに仕事をしてくれない、さらには部下がついてこないといった最悪の状況に陥ってしまうこともあるので注意が必要!
このような状況に陥ってしまうと、仕事全体の遅延やミスを招くだけでなく、チームとしての結果にもつながりません。
ですからリーダーの立場にいる人こそ、自分が仕事で空回りしていないか、常に気を配るようにしましょう。
一人で頑張らないと!と思って、上手く仕事ができていない方。
まずは一人で頑張ることを卒業してみませんか?
まとめ
今回は仕事で空回りしてしまう人の特徴やさらにはその対策方法についてお話しました。
空回りする状況といのうは、自分中心になってしまっていたり、計画性や状況判断ができていない時に起こります。
さらに、その人自身の仕事に体するモチベーションがいくら高くても、頑張りどころを間違っていては、仕事のミス、周りに協力してもらえない、結果につながらない、なんていう状況になることも。
空回りしている状況下にいる時こそ、落ち着くことです。
そして客観的に自分を見つめて、
まずリーダーであるあなた自身を整えることが大切です。
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【この記事を書いている人】
松村亜木(キャリアコンサルタント)
キャリア支援の個別サポート、企業支援を関西中心に提供中。
保有資格は、「厚生労働省認定国家資格 キャリアコンサルタント」「米国CCE.Inc認定 GCDF-Japan キャリアカウンセラー」「キャリアトランプ®資格認定講師」など多数保有。
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