「決断力を磨く」3つのコツとは?

  • 家の片付け、なかなか物を捨てられない。
  • カフェでなかなかメニューが決まらない。
  • 仕事に優先順位をつけるのに時間がかかる。
  • 「先に帰ります~」と言えずにずるずる残業してしまう。

等々。

「もっとバシッと決められる、決断力が欲しいんです~!!!」

とおっしゃるクライアントさん、結構いらっしゃいます。

決断力を磨くコツから、福を呼ぶ○○まで。

決断力。

目の前の状況的にも、その力があればより快適に過ごせるでしょう。

でも決断力があることのメリットは、それだけではありません。

自分らしい納得感のあるキャリアを創っていこうと思う人にとっては

決断力は必須の力です。

今日は私が思う決断力を磨くコツ3選を、書いていきますね。


① 小さな決断から毎日意識的に行う!

決断とは、字の如く「決めて断つ」こと。
慣れていないと「不安や恐れ、怖さ」も出てくるものだと思います。

だからこそ、毎日、どんな小さな決断でもいいから「意識的」に行うことが大事です。

  • 「今日のランチは魚を食べよう」
  • 「夕方だから、コーヒーじゃなく、紅茶にしよう」
  • 「今夜はYouTubeを見ず、ストレッチをしよう」

など、どんな小さなことでも大丈夫です。

私たちのほぼ全ての行動は、無意識・無自覚で、習慣的、反応的に行なっていると言われているので、

そこに意識を向けて、意識的に「決断」することで、決断することに慣れていき、大切な決断や大きな決断もしやすくなっていきます。


②「決断に失敗はないこと」を知る!

何かを選ぶということは「何かを選ばない」ということです。

なので、選ぶことができず「いつまで経っても決断できない」ということは多いと思います。

そんな時は過去を振り返ってみてください!

当時や「決断に迷ったこと」や「決断を後悔したこと」でも、月日が経ち、長い目で見れば、その選択がマイナスになっているということはあまりないはずです。

  • 「あの人との別れがあったから、今の出会いがある」
  • 「勇気を出して飛び込んでみたから、今の自分がいる」

そう考えると、どちらを決断しても、選んだ場所で、懸命に取り組めば道は開かれていくものです。

「決断に失敗はないこと」を知ることで、決断力も磨かれていきますね!


③「未来の自分」で今を決断する!

決断力を磨く3つ目のポイントは、
「未来の自分」になったつもりで決断する、という観点です。

あなたは「どんな自分になっていきたい」ですか?

「自分を大切にしたい」
「周りに貢献できる自分でいたい」
「どっしりとして、リーダーシップを発揮できるようになりたい」

あなたにとっての「なりたい自分」「ありたい姿」があると思います。

そして
『そんな自分だったら、今何を選択するか?』と問うことで、より長期的・本質的な決断ができるようになります。

そうすることで、より軽やかに決断できるようになっていきます。


こちらが、「決断力を磨く」3つのコツになります!
いかがでしょうか?

決断力を磨くのはそんなに難しいことじゃなかったりします。

誰もが必ず元々持っている力なので、
考え方のポイントを押さえ、決断しながら、決断に慣れていくだけ。

一歩一歩進めば、自然と磨かれて行きます。

あなたらしい決断で、あなたらしいキャリアや人生を歩んでいってくださいね。




【この記事を書いている人】

松村亜木(キャリアコンサルタント)

キャリア支援の個別サポート、企業支援を関西中心に提供中。
保有資格は、「厚生労働省認定国家資格 キャリアコンサルタント」「米国CCE.Inc認定 GCDF-Japan キャリアカウンセラー」「キャリアトランプ®資格認定講師」など多数保有。
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松村亜木(キャリアコンサルタント)