なぜ私がリーダーに選ばれたの?知っておきたい、選ばれる本当の理由

なぜ私がリーダーに選ばれたの?知っておきたい、選ばれる本当の理由


なぜ私がリーダーに選ばれたの?
リーダーなんて、やれる自信がない・・・。

とお悩みではないですか?

仕事をする上でポジション変更というのは必ず発生しますよね。

そんな中で、自分自身がリーダーに選ばれるという経験をしている人も中にはいるはず。

でも、

どうして自分が選ばれたんだろう・・・。
他にもっと優秀な人がいるのに。

自分はリーダーに向いているとは思えないのに。
と疑問や不安を抱いている人も多いのではないでしょうか。

あなたがリーダーに選ばれるのにはちゃんとした"理由"があります。

今回は、リーダーに選ばれる理由について徹底的に解説していきたいと思います。


知っておきたい!リーダーに選ばれる4つの理由


知っておきたい!リーダーに選ばれる4つの理由

まずはあなたに知っておいて欲しいリーダーに選ばれる4つの理由を順に解説していきますね。


【理由①】リーダーシップを発揮している



実はリーダーシップ、というのは誰もが持っています。

そしてそれはリーダーというポジションでなくても発揮されるものなんです。

  • 普段から周りへの気配りを意識している。
  • 困っている人には積極的に声をかけている。
  • なぜか相談役や聴き役になることが多い。
  • 社内でイベントをする時にはいつも幹事役が回ってくる。

といったように仕事であれレクリエーションであれ、周りへの配慮ができている、みんなを巻き込んで色々な事をやれている人だから、というのがリーダーになった理由の一つとして挙げられます。

リーダーに求められる要素の一つとして、リーダーシップを発揮できることは必須です。

チーム全員で目標に向かって行こうとする時、皆が動いてくれる気になるか、動ける状況を作れるかが重要。

普段リーダーシップを意識していなくても、自然にこれをできてしまっている人がリーダーに選ばれることも多いです。


【理由②】責任感がある・情熱がある

責任感がある・情熱がある

2つ目は責任感があること。
そして情熱があること。

私は責任感と情熱はセットだと思っています。



責任感を持ってきちんと最後までやり遂げられる人は、そのことに対しての情熱も持っています。

逆にそのことに対して情熱がある人は、自然と最後までやり遂げようという責任感も持っています。

  • 任された仕事に対してしっかりと誠心誠意取り組んでいる。
  • 困難な状況になっても、乗り越えて最後までやり遂げようとする。

そういった姿を見て人は、この人についていこう、と思うもの。
やっている仕事の大小や重要度は関係ありません。

普段の仕事に対してそのような姿勢を持っているか、がリーダーに選ばれる理由になります。


【理由③】周りから信頼されている

〇〇さんに頼めばやってくれる・ 困ったら〇〇さんに相談しよう と言われることはありませんか?

このような状況は周りとの信頼関係がきちんと構築できている証拠。
これも、リーダーに選ばれる理由の一つとなります。

周りからの信頼が厚い人がリーダーになれば、メンバーに安心感を与えます。

また、メンバーが何かに困った時に抱え込んだり隠したりせず、きちんとリーダーに頼ってくれることにも繋がります。

チームを運営していくのに周りから信頼されている、ということは大切な要素です。


【理由④】自分の弱みを分かっていて、周りを頼れる

自分の弱みを分かっていて、周りを頼れる

全てが思いのままに上手くいくとは限りません。
上手くいっていない場合にはリーダー自身がその上の上司に相談できるかも重要です。

なぜなら仕事は、納期が間に合う、後に控えている仕事に影響が出ない等、つまり「いい結果が出せるか」が大切だから。

だからこそリーダーは自分が完璧にできるということよりも、全体最適が出せるかを優先できるか、で真価を問われます。

その意味で自分の能力や状況を冷静に判断し、弱みも受け止めた上で相談したり、周りに助けを求められる、ということも大切なことです。

リーダーに選ばれるのは「完璧な人」なのではなく「周りを上手く巻き込める人」なのです。

ここまでリーダーに選ばれる理由を挙げましたが何か思い当たる節はありましたか?

会社は、リーダーを”なんとなく”では決して選びません。

あなたから見たら

「適当な人がいないから」とか、
「たまたま順番が回ってきたから」とか、

に見えたとしても、
会社がリーダーを選ぶには何らかのちゃんとした理由があるんです。

ここで大切なことはその理由が「何なのか」はあまり重要ではない、ということ。

理由は何にせよ、
今はあなたがリーダーをすることが組織やチームにとってベストだ
とあなたが評価(判断)された、ということ。

自分のことって、自分よりも周りの方がよく見ているし、分かっている。
ということが意外に多いものです。

だから、あなたは選ばれたということに自信を持ち、前向きに、そして明るい気持ちでリーダー業に取り組んでもらえたらなと思います。

そんなあなたに向けて次に、リーダーとして心がけたい2つのことを紹介していきたいと思います。



リーダーとして心がけたい2つのこと


リーダーとして心がけたい2つのこと

リーダーとしてあまり自信がない、これで良いのかな?とお思いのあなたに、より自信を持ってリーダー業をこなせるようになるために心がけて欲しい2つのことを紹介します!


【その①】チームをよく知る



まずは自分のチームをよく知りましょう。

メンバー一人一人の持ち味、弱点、思っていること、感じていること。
チームとしての課題や方向性。

会社に自分達が求められていること。
そして、自分自身の持ち味。
まずはそこからです。

その為にまず、仕事の状況やチームの様子、会社や市場、自分のいる場所、周りの人達をよく見ましょう。

そしてメンバーや上司、周囲の人の話をよく聴くこと。

最大限にチームや自分、メンバーを活かそうと思うなら、まずは知ることが最初です。


【その②】効果的に褒める・指摘する



目指す方向へ皆で進む為に、まず身につけたいのは指摘の仕方と褒め方です。

感情的に怒ることは仕事を進める上では最悪の結果につながります。

メンバーの士気だけでなく、チーム全体の士気に影響しますので、次への改善は何なのかを指摘して、一方的に話すのではなく、相手の意見も聞くことも重要です。

そしてそれ以上に大事なのが、しっかり褒めること。

この褒めるという行為が、メンバーのモチベーションを上げるだけでなく、能力を引き出します。

いつ、何を、どんな言葉で褒めるのが効果的かを見極め、こまめに褒める、ということをお忘れなく。


気負い過ぎず、自分らしく、が理想のリーダーへの近道


気負い過ぎず、自分らしく、が理想のリーダーへの近道

ここまで、リーダーに選ばれる理由と、心がけとして大事なことをお話しましたが、最も大事なことを最後にお伝えしますね。

最も大事なのは、気負い過ぎず、あなたらしくリーダーという役割を果たすことです。

責任感を持ちすぎてあまりに気負い過ぎていては、いい結果も出せないし、周りも付いてきてくれません。

あなたらしさ、が大事なのです。

あなたらしく仕事に取組み、仕事を楽しむ姿を見せることでメンバーに良い影響を与えることができます。

それはへ〜、リーダーにもこんな所があるんだとか、へ〜、こんな風に仕事って楽しむことが出来るんだ! といったようなことかもしれません。

不思議に思うかもしれませんが、確実に周りの雰囲気をより良い方向へ変える方法です。


まとめ

リーダーという役割に対して不安を持っている人も多いと思いますが、あなたが選ばれたのは、何かしらの意味があってのこと。

せっかくならば自分にとってもメンバーにとってもプラスの経験にしていきたいものです。

その為にはまず、
無理せず、自分らしく、
そしてあなたがあなたらしいキャリアを歩み、あなたらしく生きることが大切です。

そのためのヒントとして、

  • 「キャリアデザイン」のこと
  • 「働き方」のこと
  • 「コミュニケーション」のこと
  • 「組織開発」のこと
  • 「モチベーション」のこと
  • 「ライフスタイル」のことなど様々な観点で

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【この記事を書いている人】

松村亜木(キャリアコンサルタント)

キャリア支援の個別サポート、企業支援を関西中心に提供中。
保有資格は、「厚生労働省認定国家資格 キャリアコンサルタント」「米国CCE.Inc認定 GCDF-Japan キャリアカウンセラー」「キャリアトランプ®資格認定講師」など多数保有。
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